重いチョコケーキでリベンジ ドール・オ・ショコラを作ってデコレーション [スイーツを作ろう(making sweets)]
奥さんの誕生日ケーキを作ったのですが・・・
奥さんが一言。
せっかくの誕生日ケーキなのにシンプル過ぎない?フルーツも無いし。
う~ん、自分としては渋い抹茶味なので形もシンプルにしましたがお気に召さなかったようです。
まぁ、自分の最近の好みがシンプル路線というのもあったのですが・・・・
でも、フルーツたっぷりの誕生日ケーキは最早似合わないと思うぞ。
と言うやり取りがあったのです。
とある日、上の娘の”チョコレートのケーキが食べたいなぁ”という一言でチョコレートケーキを作る事になりました。
チョコレートケーキは初夏になると作りません。
やはりこれは気温が低い時期のケーキなのです。
しかも、作ろうと考えているチョコ生地のケーキは尚更。
ココア生地と違い、どっしり重く、リッチ過ぎて夏なんかじゃとても食べる気になれないケーキ。
時期的にも製作するにはギリギリのタイミングですから作っておきたかったのです。
このチョコケーキにデコしてリベンジとしましょう。
この土曜日は天候もいまいち。
降水確率は高くないですが、黒い雲が多く遊びに行きたい空模様ではありません。
それに日曜日は雨の予想。
天気の悪い休日はスイーツ作りの日。
下の娘を呼んで作戦会議
季節がもう春も中盤だから、酸味を加えて少しはサッパリしたほうが良さそう。
そうだ!ドライチェリーが残っていました。これを加えてみましょう。
薄力粉を32g、ドライチェリーを80g、チョコチップを160g、無塩バターを100g、卵黄を3個分、グラニュー糖を60gと40g、卵白を100g(三個分の卵白から若干減らした感じ)を用意します。
オーブンを170℃に予熱し、湯煎を用意して作業開始!
チョコチップ160gとバター100gを湯煎に置き溶かします。
よく溶かしておいてねー
その間に卵黄3個分とグラニュー糖60gを混ぜで泡だてて・・・
う~ん、ボールが大きすぎたかなぁ
溶けたチョコとバターを加えて・・・
振るっておいた薄力粉32gを振るい入れよう
混ぜて置いてね
その間にこっちの仕事をしないと
そう、メレンゲ。
卵白100gにグラニュー糖40gを加えてハンドミキサーをフルスロットル!
まだまだぁ~
しっかり固いメレンゲに仕上げます。
これを生地に混ぜて良く混ぜます。
混ざったら刻んでおいたドライチェリーを混ぜて・・・
型に流し込んで表面を平らに地ならし。
170℃で25分焼きました・・・がもうちょっと感がありましたから3分追加。
ラム酒を好きなだけ塗り込みます。
この状態で冷まして、粗熱が取れたら型から外してさらに冷ましましょう。
冷まし終わったら、いよいよチョコかけです。
このガナッシュを扱っている時の甘い香りは至福のひと時。
家中が甘い香りに包まれて最高の気分になれるのです。
200gのチョコチップを40℃の湯煎に置いて溶かします。
生クリーム200mlを沸騰直前まで温めて・・・
どう?溶けた?じゃぁ・・・
溶けたチョコに温めた生クリームを混ぜてゆきましょう。
泡を立てないように慎重に・・・
混ざったら今度はボールを冷水に置いて、チョコを固めてゆきます。
かき混ぜる手を休めないで。
頃会いの固さになるまでな。
下の娘は慣れたもの(笑)
そろそろ良いかな、かけよう。
うわぁ~、チョコの良い香り。
むせそうな甘い香りがたまりません♪
おーい、かけ過ぎだろう(笑)
パレットナイフで整えてから休ませます。
休み終わったらデコレーション。
おっと、ココアパウダーは後だった。危ない危ない、順番をよく考えないといけません。
生クリーム200mlにグラニュー糖15gを入れて、固めに泡立てます。
丸口の口金をセットした絞り袋に入れてデコの準備をします。
口金は大きい丸と細い丸を用意しました。
描くのはブドウ
大きい丸の口金でブドウの粒を作ります。
細い口金でブドウのツルと葉っぱを描きました。
上からココアパウダーを茶漉しで振りかけると・・・・
生クリームの白だけよりコントラストが出て立体度があがります。
完成、奥さん、これなら文句ないよね。
フルーツ無いけどデコはしたし(笑)
さぁ、試食。
カットに失敗して先端がぁ(泣)
このケーキ、断面見ても判りますが重いです。
生地はフワフワではなく、ネットリ。そのままチョコなのです。
その生地の上にはドッシリとした配合1:1(チョコ、生クリーム比)のガナッシュ。
メタポ一直線のケーキ(笑)
あうのは濃い目に煎れた紅茶か珈琲でしょうね。
メチャクチャ甘党の自分ですが、このケーキを一度に食べるのは1/4が限界。
それ程の重さなのです。
ケーキに使ったチョコは360g、グラニュー糖115g、生クリーム400ml、バター100g。
そのカロリー・・・考えたくないです(笑)。