みなとみらいの桜 [日常のなかで(Diary)]
rappiさんのブログで見た、みなとみらいの桜。
港の景色の中の桜色がとても良い雰囲気です。
自分も見に行きたくなって・・・
休日は混みますし、いい加減バイクに心行くまで乗りたいですので休日に来る選択はありません。
となると平日が勝負です。
自分は横浜市内のオフィスに通っています。
オフィスの窓からはランドマークや観覧車が見える距離、これを利用しない手はありません。
それに今週は何故か出張が無く、ずっと内勤。
仕事帰りに寄ってみましょう。
フルスロットルで仕事をやっつけて定時でダッシュ。
みなとみらいに向かいます。
鞄の中には仕事用PCとD7000、鞄の大きさに制約があるので交換レンズは一本しか持てません。
陽が落ちる時間ですので、持ってゆくのは明るいレンズが良いでしょう。
nikon 85mm f1.4とtokina 11-16mm f2.8をチョイスしました。
横浜からみなとみらい線に乗り換えて2区、みなとみらいで降りて臨港パークまで歩きます。
陽が長くなったとはいえ6時では夜の帳が少しづつ降りかけています。
夕暮れ時は色彩も沈んで息を潜めたくなるような気分。
コントラストも浅く、すべてが一枚の絵。
景色を眺めていても現実なのかどうか確信が持てなくなります。
透明な青から青味がかった灰色に落ちた海に薄墨色に染まった桜が重なります。
やはり仕事が終わってからでは青い海や空は期待できません。
朝、早起きして出勤前に撮りに来た方がよさそうです。
今日は夜桜と夜景を楽しむ事にしました。
屋形船の赤ちょうちんに風情を感じます。
が、屋形船が近づくと胡麻油の良い香り。
天丼が食べたくなります(笑)
この風景に天丼は似合わないかも。
平日夜のコスモワールドは人影もまばら。猫もちょっと寂しげ。
汽車路からランドマークに向かいます。
あちらこちらで賑やかに宴会が始っていました。
ベンチに腰掛けて一人静かに桜を見上げます。
宵の藍色に落ちた空に白く浮かぶ桜花が妖しく揺れ、心奪われます。
夜景もなかなかのもの。
たまには真っ直ぐに帰らずに寄り道するのも楽しいですね。
すっかり闇に落ちた空。
白い桜が映えます。
今日は帰ります。
明日は早起きして出勤前に来てみましょう。
翌朝、6時に家を出て昨晩と同じコースに。
日の出を撮ってみたいものですが、さすがにそのような時間に家を出るのは早すぎます。
6時に家を出て、ここに着いたのは6時半でしょうか。
6時半でも陽の光はオレンジ色が混ざっていました。
朝の港は静かなのですね。
清々しい光に溢れています。
夜、あんなにも妖しげだった桜が妙に健康的に見えます。
艶やかさより美しさが強調される光。
それが朝の光なのですね。
朝は気持ちが良いです。
弁当を持ってきて、ここで朝ご飯を食べたら美味しいだろうな。
お弁当の中身は、クロワッサンサンド。
クリームチーズをたっぷり挟んで。
・・・・妄想が広がります。
飲み物は何があうのでしょう。
重めの珈琲?それとも香り高い紅茶?
いや、朝日と同じ色のオレンジジュースでしょうか。
はははっ、気分がすごくまったり。
仕事の日の朝とは思えません(笑)
空と海の青に包まれて桜もちょっとだけ青味がかって落ち着いた色合いに。
昼間に見る桜とは又違った表情を見せてくれました。
海からの風が凄く気持ちいいです。
散歩の人やランニングの人もいっぱい。
この気持ちのいい景色が見られるなら続けられるかも。
汽車路を桜木町方向に歩きます。
ランドマークの上にも太陽が。
広い空の解放感、ますます仕事の気分ではなくなります。(笑)
出勤途中の人達が多くなってきました。
そろそろオフィスに向かった方が良さそうですね。
朝の運河、その水面は静かで、まるで鏡のよう。
シンガポールで運河のある景色が凄く気に行ったのですが、横浜の運河も良い雰囲気かも。
今まで意識した事がありませんでした。
朝の桜を楽しみつつ駅に急ぎます。
この散歩、癖になりそうなほど気分が良いです。
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これで花粉が無かったら最高なのに・・・(笑)
朝早くからデジイチを持って撮りに来ている人がたくさん。
出勤途中の人達も皆、携帯を桜に向けて・・・
やはり日本人にとって桜は特別なもの。
長かった冬が終わり、待ち焦がれていた春。
そんな春を代表する花
それが桜なのですから。
満開の桜を楽しむ事が出来ました。
早起きは良いものですね。