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そうだ鎌倉、行こう 家族で撮影会 [そうだ鎌倉、行こう。(KAMAKURA)]

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帰国した翌日、休みをとって骨休めです。
バイクに乗ろうかとも思いましたが、娘達は春休み。
良い機会ですので一緒に出かける事に。
ゆったりと春の古都を味わおうと鎌倉まで。


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東横線と横須賀線を乗り継いで北鎌倉に。
まずは自分にとって一番落ち着く場所、明月院に。
ここは紫陽花の季節以外なら空いていて狙い目なのです。



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D70は下の娘の愛機。
どうだぃ、良いの撮れるか?


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珍しく、上の娘もカメラを構えます。


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蝋梅のある坂道。
紫陽花の季節は両脇に紫陽花の壁ができ、壮観です。

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先月と今週、年が明けてから何かと海外出張が多く、日本で寝るより外国で寝ている日数の方が長い気がします。
ですから日本の古都に行きたかったのです。


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季節の花が出迎えてくれる山門。


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この山門は明月院の楽しみのひとつ。


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丸窓、今日も素敵に魅せてくれました。
丸窓越しに見える風景心が静まります。

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丸窓の向こう側に行きましょう。
丸窓の向こう側は別の世界が広がっているよう、ひときわ静かな空間が広がります。
花が大好きなお地蔵さん。見るたびに何故かほっとします。



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縁台に座り庭を見つめます。
見る訳でなく、見ない訳でもなく。
ただ自然に、あるがままに目を開けているだけ。
目で見ない分、音がはっきり心に届きます。
風が木立をすり抜ける音。
木の葉のざわめき。
春の柔らかな香りをいっぱい含んだ風が実に心地いい。
野鳥の羽音と鳴き声。
そして香の仄かな存在感。
何も考えたくありません。
ただ、そこにあるがままに存在していれば良いのです。

 
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落ち着きます。
ザワザワしていた心が一点に向かって静かになって行くのが判ります。
静かに、心を乱すことなく、あるがままに。
しばらく心地いい時間を過ごしました。
突如、一点に収束していた心に波紋が。
幾重にも同心円に広がるざわめき。
突如現れた、この世のすべてを吸いこむのではないかと思うような大きな掃除機の音がざわめきの源。
どうやら庭を工事中のようです。
暫く頑張りましたが、やはり心が乱れます。
全く修業が足りませんね。

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丸窓から見る梅の木が良い雰囲気です。
何度もレンズを向けて、いろいろ撮ってみますが・・・感じるような静けさが表現できません><

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花のお地蔵さん。
今日も暖かそうですね。


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何やっている?
地蔵さんに手を振る上の娘?地蔵さんに対して気軽過ぎないか?
ふざけ過ぎだよ・・・・・

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お地蔵さんに説教される娘達。(笑)


 
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紫陽花の木の下に咲いていました。紫陽花の色のような爽やかな青。

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寺の屋根と梅は相性が良いですね。


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明月院の後は東慶寺に向かいます。
その途中、咲いている桜が咲いていました。
緑の中のピンクがとても魅力的でした。



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東慶寺に到着です。
梅の白と薄紅色が広がります。
梅の香りもいっぱい。


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梅のトンネルも目を奪われるような鮮やかさ。


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ただ・・・梅自身はピークアウトしていました。
やはり25日あたりが見頃だったのでしょうね。

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それでも、梅達は一生懸命に歓迎してくれました。
今年の梅はこれで見収めかな。


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今年最後の梅だと、下の娘はひたすら撮りまくります。


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白、薄紅、黄の三色の塊。
良い雰囲気ですね。



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撮影、下の娘。
モデル、上の娘。
どうだい?姉ちゃんを上手く撮れたか?
でも姉ちゃん、もっと何か気の効いたポーズないのか。(笑)


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ちょっとクシャミが止まらなくなりました。かなり飛んでいます。
シンガポール滞在中、症状は全く無く、、実に快適な数日間でした。
それだけでも再びシンガポールに行ってみたいです。

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梅の木は実に面白い形をしている木が多いですね。
クネクネとまるで踊っているよう。
春の到来を喜んで舞っているように思えます。


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平日に休暇を取って、好き場所でまったり・・・
実に幸せな気分。そんな休みもたまには良いものです。


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梅の香りがいっぱいの東慶寺をでたあとは昼御飯のことを決めないといけません。
平日とはいえ春休みなのです。
飛び込みで入っても行列は確実でしょうから。
何を食べるか・・・・ここはお父さんの独断で鰻に。
和のものが食べたかったのと、最近鰻の稚魚が高騰しているとニュースで聞いたから。
高騰のレベルが半端ではないようで、この分だと丑の日の鰻はどうなるか判りません。
それで今のうちに食べておこうと。
和田塚にある鰻屋さんに一時間半後に行くと、電話で予約を入れました。
さて、どういう経路で行きましょうか。

 
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北鎌倉から大仏ハイキングコースで源氏山公園を抜けて高徳院方面に向かいます。
山道を歩いてゆきますが・・・上の娘のペースが上がりません。
二年前に歩いた時はかなりのハイペースで歩いていたのですが・・・中学生になってから運動不足のようです。
合唱部じゃぁ仕方ないかな。
下の娘はハイペース。彼女の通う小学校へ向かう坂道はかなりのもの。
車はLowギアでないと登らないような坂で、ほとんど登山なのです。
そんな道を毎日通って良いトレーニングになっているようですね。


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大仏様をスル―してに由比ヶ浜大通りへ。
北鎌倉から歩いて一時間半で到着です。ギリギリセーフ。
予定では70分くらいで着くはずだったのですが・・・・上の娘のペースが上がらず、予想外に時間がかかってしまいました。

 

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予約した店は”つるや”
創業80年の老舗で、川端康成も通ったとか。
一度来てみたかったのです。


s500-P3300469.jpg1F
写真のチェックとボツの消去作業中の下の娘。
あっという間に扱い方をマスターしますね。
奥さんなんか、何度教えても覚えられないというのに・・・・

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1Fにテーブル席が2卓、2Fは座敷で4卓の広さです。
川端先生はどの場所がお気に入りだったのでしょうね。


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電話で予約したときに注文は済ませてました。
うな重の真ん中、3300円のうな重です。
良くわからないときは真ん中にしておけば無難だろうと(笑)

 
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折角ですから日本酒も。
原稿用紙を脇に置いて、眉間に皺を寄せながら飲んだら似合うかな。
眉間に皺が似合うのは芥川龍之介ですかね。



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鰻が運ばれてきました。
ふんわり焼かれ、焦げもなく上品な外観。
娘たちは柔らかくて美味しいと食べています。
彼女達は岐阜で食べる鰻より好きだと。
岐阜の鰻は蒸しません。蒸さない分、長い時間焼いて脂を落としますから焦げ目が多いです。
娘達(奥さんも)は岐阜の焦げ苦くて皮が固い鰻より、関東の柔らかくて焦げが少ないのが好きだと言いますが
自分は関東風の蒸す鰻は脂が抜けすぎて頼りないです。
箸で身をつかむとトロッとした感じの柔らかさがわかります。
口に運ぶと、ふんわりとろけるような鰻の身。
美味しいです。・・・・が、コクが無く頼りないです。
やはり関東風の鰻は上品ですね。
タレも薄味。
岐阜の鰻のたれは濃いです。
鰻の脂に負けないように濃く、甘くしますので、タレ御飯が美味しいですよ。
下の娘曰く、鰻は関東のが良いけど、タレ御飯は岐阜のが良いと。
確かに岐阜の鰻のタレは御飯が進みます。

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つるや
0467-22-0727
11:30~19:00
定休日 火曜日


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鰻で腹が膨れましたが、デザートは別腹。
和田塚から鎌倉駅方面に向かう途中、御成通りにあるクレープ屋さんに。
この店は小町通りにもありますね。


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こちらの店の方が小町通りの店より空いていて狙い目なのです。


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苺とクリームのクレープです。
苺と生クリームの位置が悪く、食べると酸っぱいかクドイかの何れか。
かぶりつく位置によって味が変わるので、交互にかじりながら口の中でミックス(笑)


 
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小町通りは混んでいました。
外国の言葉の方が多かった気も・・・・・(笑)


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これも楽しみの一つ。紫陽花ソフト。
紫芋の紫と、抹茶の緑が良い感じ。
紫陽花の花と葉をイメージしているのでしょうね。



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紫芋と抹茶は結構合います。
ほっこりした紫芋の甘さと抹茶の苦味のバランスが絶妙。
でも、上の娘はバニラソフト。
彼女はどんな時でもバニラなのです。



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更に歩くと・・・・おぉ、いました。
ろくでなし猫

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その頭を撫でると幸運がくるそうです・・・・
思いっきりナデナデする下の娘。良く見ると猫の頭の上は変色しています。
皆、ナデナデしているのですね。




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これも外せません。


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手焼き煎餅。
香ばしくて美味しいですから。


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鶴岡八幡宮



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八幡宮では気の早い桜も。


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梅が遅かったので心配しましたが、桜は思ったより遅れは無いようです。


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桜は良いですね。
梅のような上品さは無いですが、エネルギーをより感じさせるのは桜。
梅には無い妖しさに魅せられます。


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鶴岡八幡宮を抜けて、荏柄天神社へ。
上の娘が受験生になりますからお参りに。



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空はすっかり青空、青のキャンバスに梅の白が映えて綺麗ですね。


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春の花達を見ていると気分が軽やかになってきて、この階段も一気に駆け上がります。



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まずは受験のためにお参りです。
翌年度の受験生達がいっぱいお参りに来ていました。

 

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前回来た時はここに紅梅でしたね。



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さぁ、お参りです。
受験が上手くいきますように・・・・・
この後、合格お守りを買いました。
渡す時、お守りをグッと押しつけてきます。
受け取った上の娘は渡し方に驚いていました。
まぁ、絶対に落とさないようにという事ですね。


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梅の模様の上に梅の花弁。
風流です。

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荏柄天神社で少しは頭が良くなったかな。
さぁ、帰りましょう。
でも鎌倉駅に行く前に前に気になった店に向かいます。
その店とは・・・・


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実は小町通りに向かう途中、御成通りで不思議な看板を見つけていました。
猫だけの看板。今まで何度もここを通っていますが気づいていませんでした。
何の店でしょう?


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表通りを探しても、それらしき店はありません。
ふと奥を見ると・・・・何かあります。

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どうやらパン屋さんのよです。
こんなに奥まった店で成り立つのですから、かなり美味しいのでしょうか。
石臼で挽いた無農薬国産小麦粉と自家製天然酵母で作るパン屋さんだそうです。


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思わず期待感でいっぱいになる入り口。
良い雰囲気です。

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店はかなりこじんまりした店でした。
パンの種類は少ないですね。
パンを買って家に戻ります。
奥さんが帰ってくる前に夕飯の準備をしないといけません。
パンを買ったのですからパンに合うおかずにしましょう。
パンにクリームシチューというのが我が家の好みですが、昨晩のメニューでクリームシチューがでていました。
そうだ、冷蔵庫に牛肉を見かけていたな・・・ハッシュドビーフにしてみよう。

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バケットと食パンを買いました。
家に戻ったら、早速カットです。
しかし、良い焼き色ですね。

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生地のアップ。
食感はかなり重めでした。

キビヤベーカリー (KIBIYA BAKERY)
10:00~19:00
水曜日定休

夕飯は、このパンにハッシュドビーフのマッシュポテト&エンジェルヘアーのぺペロンチーノ添えになりました。
赤ワインも共に。

 

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