シンガポール滞在記15 今度は短く・・・ [海外出張記(Singapore)]
(シンガポールにまた来ました・・・・)
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25日日曜日、出張でシンガポールに出かける日。
前日の寒い雨が嘘のように綺麗に広がる青い空。
最近、自分が休みの日は雨のくせに、用事があると見事に晴れるのです。
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自分は雨男では無かったはずなのですが、前回シンガポールから帰国してから妙に雨に祟られます。
シンガポールでスコールの神様でも連れて帰ったのでしょうか。
今回の出張で故郷につれてってあげましょう。
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NRT、遠いですね。
来るだけで疲れてしまいます。
どうせなら羽田発着の便がいいな。
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今回、勤務先が予約してくれたのはANA.
珍しいなぁ、いつも現地の航空会社なのに。
予約担当からのメールでは、シンガポールエアラインが満席のためANAで取りましたと添え書きが。
(日本のエアラインは高いのか、まず予約してもらえません。)
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機内食はパエリアでした。
ワインと一緒にいただきます。
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国際線のANAは初めて乗ったのですが、機内誌は国内線とほぼ一緒なんですね。
嬉しかったのが放映番組。
映画やビデオ等に混ざって、ANAオリジナルの番組が。
ここでフェルメールの特集がありました。そうANAの機内誌で特集されていたシリーズの総集編なのです。
繰り返し見ながらシンガポールに到着です。
何故繰り返し見たかって?それは・・・ワインの飲み過ぎで途中で寝てしまったから(笑)
ワインの心地いい酔いのなかで観るフェルメールも良いものでした。
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一時間以上の遅れでシンガポールに到着。
NRTのBBは定刻通りに離れたのですが、離陸が混雑のため一時間遅れ。
NRTは滑走路の数がねぇ・・・・やはり羽田をメインにしてほしいです。
空港からはタクシーでホテルに。
前回のホテルと一緒です。
勤務先の指定ホテルなので、ここ以外に泊まることはないです。
この宿、ANAの定宿のようで、フロント前ロビーに制服で身を包んだANAの乗務員の方々をよく見かけます。
この日も乗ってきた便の乗務員方々をロビーで見かけたのですが、目があった瞬間、挨拶されて・・・・
さすがプロです。客の顔覚えているのですね。
自分は・・・制服でなかったらわかりません。(汗)
部屋は前回と同じフロアで21階。
広いベットが嬉しいです。でも一人で枕四つはいらないな。
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ウェルカムのフルーツですが・・・今回は少ないです><
前回、一か月以上宿泊したときは、フルーツがあと三点多かったし、マフィンが二つとマドレーヌがついていました。
やはり宿泊日数が少ないとサービズ品も少ないのかな。
今回は4泊だけですから贅沢は言えません。
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さて空腹はそれほど大きくはないですが、食べないと明日の朝、腹が不機嫌な事になってしまいます。
軽く済ませましょう。近所のスーパーに買い物に行ったついでに、やたらよく見かける店に入ってみました。
トーストセットや焼きビーフン等の軽食とドリンクの店。
ビーフンなら軽いでしょうから。
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この店、店員の教育がなっていないですね。
アルバイトの若い兄ちゃんがレジ係の姉ちゃんの方を向いて話し込んでいます。
客が来てもまっすぐ向きません。
でも客も客、気にしてないような感じ。
この程度の店と割り切っているのかも。
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焼きビーフンのBセットを注文しましたが、注文してからビーフンを焼くわけではありません、
焼いてあるビーフンを皿に盛り、すでにできている魚のすり身と目玉焼きを添えるだけ。
縁日の屋台焼きそばのような感じです。
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焼きビーフンは、やや薄味で癖がないです。
横に添えられたチリを混ぜるといい感じの味になりました。
東南アジアのチリは美味しいですね。
何につけても美味しいです。スッキリした辛さは体が爽やかになりますね。
重ったるい辛さは嫌いですが、シャープに香りが突き抜けるような辛さは好きです。
目玉焼きは、ウチの奥さんが見たら激怒しそうなほどの固焼き目玉焼きでした。
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魚のすり身の揚げたもの。
ようはさつま揚げなのですが、中に香辛料が入っています。
この香辛料がアジアンテイストでいい香り。
癖になりそうです。
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こちらはプレーンな味。
生姜醤油で食べたくなります(笑)
S$3.50(252円)
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月曜日の朝、窓の外の眺め。
今回は前回と逆側なので運河は見えません。
いづれの側でも見えるのはマンション群。
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ホテルの朝ご飯。
少しは変化があるのかと期待しましたが・・・一緒でした(T T
野菜カレーとチャパティ、マンゴー山盛りとヨーグルトで済ませます。
それ以外の料理は飽きました(笑)
(カレーは何故だか飽きません)
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昼ご飯はオフィスそばのフードコート。
ここは前回の時には行っていません。初めての場所です。
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カレーを発見しました。
今回の出張は短いので可能な限りカレーで攻める事に決めているのです。
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スパイスが混ざった御飯にマトンカレー。
スパイシーな御飯にスパイシーなマトンが良く合います。
スパイシーと同じ言葉ですが、味の向いている方向は違います。
ですからそれぞれが引き立て合う関係。
スパイスの味を言葉で表現できないのがもどかしいです。
いままで馴染んでいない味ですから、言葉が見つからない・・・・><
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付け合わせはヒヨコ豆のグリーンカレー煮とジャガイモのカレー煮。
こんな感じの付け合わせ野菜、日本では見かけません。
ヒヨコ豆のグリーンカレー煮。ホコホコ感がスパイスを円やかにして良い感じでした。
S$5.50です。日本円だと396円(今回は1S$=72円。円安方向に振れています)
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この花を見るとシンガポールに来たなって思います。
ここでは、どこにでも咲いている花なのですが、白の色合いがとても素敵でお気に入りなのです。
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月曜日の夕方、散歩に出かけました。
今回は前回とはレンズを変えてみました。
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前回は標準ズーム一本で来たのですが、予想に反して撮るものが豊富で交換レンズを置いてきた事を後悔したのです。
ですから今回は望遠と超広角を持ってきました。
ただ、標準ズームはありません。下の娘のカメラに装着されていますので。
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今回は滞在日数が短く、時間の余裕がありません。
散歩も遠出ができませんから近場のベイエリアで済ませます。
運河に沿って海に向かいましょう。
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途中、前回訪問時にその光景に鳥肌が立った場所に行ってみます。
そこを超広角で撮ってみたかったのですが・・・・
行ってみると確かに異様な雰囲気ですが、その時のような体中に鳥肌が立つような感覚がありません。
光の加減でしょうか、異界に引きずり込まれるような妖しさが無いのです。
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昼は終わり、夜ままだ来ていない微妙な時間帯。
そんな時間帯に前回訪問して、その怪しさに魅かれました。
夕暮れの闇が背後に忍び寄ってくる音が聞こえる逢魔が時。
迫るのは闇なのか魔物なのか、ざわざわと心が騒ぎ、感覚が研ぎ澄まされます。
背筋がぞっくっと震え、呼吸も確かめるように深く、ゆっくりと。
そんな感覚の中で観たこの景色は異界への入り口のようでした。
この路地から永遠に出られないような不思議な思いの中でみた裏路地の風景が忘れられません。
そして裏路地を横道からメイン通りに出た時の安堵感、それはまさに異界から生還した気分。
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今回も同じ時間なのですが、天候の違いか時期の違いか明るさが違います。
これも一期一会なのでしょうか。
光は何時も同じではありません。
同じように登り、照らし、暮れてゆくようですが、それは同じ光りは無いのです。
季節で強さや角度は変わり、そして天候の状態で光の粒の跳ね方も違って。。。。
つまり舞台照明とは異なり、同じ光はありません。
光が違えば照らされる風景も違うものになります。
今見ている風景は一度限り。別の機会に見るそれは、似てはいますが別のもの。
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ちょっと肩すかしをくらった気分ですが散歩を続けましょう。
お気に入りの窓を眺めながら運河沿いを歩きます。
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夕日と運河と観光船。
のんびりした風景に癒されます。
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超広角で撮りたかったベイエリア。
いろいろ楽しみながら撮ってみます。
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(眠いです。KEYBDを打つのも限界のようです。で・・・・・つづく)
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