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毛蟹さんがやってきた [気になる一品(Delicious)]

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ある日、モニプラを彷徨っていたら蟹の味見役の募集を見つけました。
蟹などここしばらく食べていません。しかも今回の蟹は毛蟹。
そう、あの濃厚なミソがいっぱい詰まった毛蟹なのです。
これは応募しない手はありません。
でも蟹です。きっと競争率は高いでしょう。
しかし、応募しないと可能性はありません。
ダメ元で応募してみたら・・・・・
なんと味見役を仰せつかりました。
これは張り切って味見させていただきます。


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配達すると案内があった日、朝からウキウキ。
やはり蟹は嬉しいです。
でも味見でもらえる蟹ですから大きさだって大したことは無いのでは?
家族四人ですが、自分の分しか無いのかも。
などと思っていました。


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カネキタ北釧水産さんから送られてきました。
カネキタ・・・・
なんかとっても良い名前。
思わず、宝くじでも買おうかなって(笑)


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すぐに冷蔵庫に入れてくださいと書いてあります。
でも箱ごとは入りませんから開けてみますと・・・
おぉ、結構大きい毛蟹です。
同封されていた紙には800gクラスだと。
おぉ、有難うございます。さすがカネキタさんだ。名前の通りありがたいぞ!

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さばき方とかのレシピシート。
毛蟹だけでなく、いろいろな蟹も一緒に載っています。
この味見、生か茹でかを選べました。
今回は生を希望しましたので、知りたかったのが・・・



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茹で方です。
茹でるときに使う塩も一緒に入っていました。
20分茹でるのか・・・結構時間がかかるものですね。

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さあ、夕飯の時間です。
毛蟹さんに天国に行っていただかなくてはいけません。
結構元気で、二度ほど挟まれました。(笑)


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下の娘が面白がってにらめっこ。
やたら蟹をつついて面白がっています。


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しまいには、爪楊枝を蟹に持たせて・・・


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ん?指揮者?


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この角度からだと剣豪に見えるぞ。


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二本持たせて二刀流~
何か凄く強そう・・・


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さて、お湯も湧きました。
かわいそうですが、これも定め。
星になっていただきます。
結構重いです。


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軽く洗って


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お星さまになる前に体重測定。
870gでした。



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沸騰した6Lの湯の中に、毛蟹と一緒についてきた塩(40g)を入れます。
甲羅を下にして蟹を沈めて20分。


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茹であがりです。
そういえば家で茹でたての蟹を食べるのは初めて。
いつも茹でてあるのを買ってきますから。


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毛蟹の楽しみはこれ。
ミソですね。



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ミソに欠かせないのはこれ。
日本酒です。
実は毛蟹が届いたので、これを買ってきました。
山口県の八百新酒造の雁木
純米吟醸酒と純米酒と迷いました。純米吟醸のフレッシュな香りと軽やかな後口。
吟醸酒の爽やかさは蟹ミソの重さにあうのでしょうか?ちょっと悩みます。蟹肉には凄くあいそうですが。
蟹ミソの重さを受けるには酒もしっかりとした重みが欲しいですね。ならば純米酒ならどうでしょう。
で、純米酒を選びました。
そして、どうせなら純米無濾過生原酒で。
蟹味噌を箸につけ口に含みます。
途端、濃厚なうまみがく口いっぱいに。
こってりした濃厚な味わいに口全体で味わいます。
ここに酒を間貸し混むと、あれだけ脂ぎっていた味わいがすっきりしてきます。
皆、無口になって蟹の身をほじくりだしていました。


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脚は別に置いて娘達用。カニ味噌の味はおこちゃまには無理だからねー、君たちは脚を食べていなさいと言いながら一番美味しいミソは大人用(笑)
だって、ねぇ、ミソには酒がつきものですから。
娘達は蟹の身の甘さに驚きの声。
自分もしっかりと濃い旨味を味わいます。
こんなの北海道に行った時以来だなぁ・・・・
濃厚なミソで口の中がどっしり重いうまみにでいっぱいになったあとは純米酒でさっぱちと味覚をリフレッシュ。
蟹味噌を一口口に中に。濃厚な蟹味噌の旨みが舌の上に広がり口の中が旨みでいっぱいになります。
飽和した口の中を純米酒でさっぱりとリフレッシュ。
重い蟹味噌には繊細な吟醸酒よりどっしり重い旨みの純米酒があうと思います。
蟹味噌のしっかりした重みみ負ける事は無く、それぞれに味を挽きたててくれました。
ごちそうさまでした。










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