SSブログ

予想外の失敗 でも理想のNYチーズケーキへの足がかり [スイーツを作ろう(making sweets)]

s500-IMGP3626.jpg
寝かした翌日の日曜日。テカテカした表面に期待しながらホール食いを敢行。

s500-IMGP3633.jpg
撮影用に1ピース切り出して、いただきま〜す。
フォークを刺すとレアチーズケーキのような感覚でネットリがなく、それでいて柔らかくしっとりした感じが伝わってくる。
おぉ、これは求めていた NYチーズケーキの感触では?
喜び、一口食べると・・・・?????
食感が悪い。ざらついていて滑らかさが全くない。
何故?
注意深くザラつくものを感じ取ってみる。と・・・
バター?
でも何故。室温に半日以上放置して十分に柔らかくしてから使ったのに?しかも作る過程で二度も濾しています。
ザラつきが残るような事は何も無いはず・・・???
舌触り以外でも気になるポイントがありました。
妙に甘く感じられたのです。コクもあまり感じません。
何時ものメタポリック・チーズケーキと同じ量なのですが、何故でしょう。
実験結果について考察してみます。

今回変更した内容で大きな事は粉を半分にした事。

甘さの感じ方の違いは何故でしょう。
粉の量の違い?生地が柔らかくなったからでしょうか?
とりあえず次のNYの製作においてはグラニュー糖の量を減らしてみましょう。
従って不本意ながらNYチーズケーキはメタポリック・チーズケーキではなくなります。

次に柔らかさ感の違いについて考えました。
瑞々しさがあってネットリ感が無い感じは粉を半分にした事で実現したものでしょう。
粉が多いと固く、すくなければ固まる事ができませんから柔らかくなります。

従来は粉の量は30g、ベイクドチーズケーキやフロマージュチーズケーキは生地にしっかり感が欲しいですからこの量で良いのです。
しかし、NYチーズケーキを粉30gで作った場合、どうやっても求める食感になりませんでした。
自分の理想のNYはもっと頼りなく柔らかな感覚。どうすれば良いのか悩んでいましたが、今回何気に作った実験の為のチーズケーキ、柔らかさの感覚が求めていたものでした。
つまり、粉(コーンスターチ)の量を半分にすればいい訳です。
しかし、気になるのは実験品の舌触り、このザラつきがバターとすると何故でしょう。
従来作品でもバターを使用していましたが、舌触りが気になった事はありません。
バターは、よりメタポリックなコクを出す為に用いているものです。コクを出す手段として生クリームを用いる方法もありますが、生クリームだとミルキーすぎてクドくなるのでバターを使っていました。
今回、粉が少なくなった事によって生地が柔らかくなり、溶けていたバターがチーズケーキが冷えていく過程で固まりやすくなってしまったと考えられます。
粉が少ない分、粉と結びつくことができるバターの量も少なくなって分離しやすくなっていたのも一因でしょう。
つまりNYチーズケーキでバターを使わない方が良いと言う事ではないかと考えられます。
NYチーズケーキについて、いろいろなレシピを調べますとバターを使用しているレシピもありました。
粉の量が少ないにもかかわらず、です。
実験チーズケーキと製作の違いを調べますと湯煎焼きの有無です。今回の実験チーズケーキは湯煎焼きではありません。
となると、バターを使用する場合は湯煎焼きが絶対条件になるのかもしれません。
言われてみればメタポリック・チーズケーキシリーズでバターを使用しているのはスフレ・フロマージュだけです。
これは湯煎焼きなのです。


今回作った実験チーズケーキは失敗作でしたが自分の理想とするNYチーズケーキへの足がかりがつかめました。
で、次の製作実験は下表のNY1&NY2。
レシピ.jpg
はやく確認実験をしたいところですが、なにぶん2800kcal。健康診断をひかえたいまは連続製作は無謀なのです。
健康診断が終わるのを待って作る事にしましょう。



*****************************************



前に信州に出張した時にお土産に買った日本酒を飲んでみました。

s500-IMGP2416.jpg
善光寺の門前、

s500-IMGP2434.jpg
西之門のそばにある”よしのや”

s500-IMGP2408.jpg
レストランも併設されていました。
最近味噌に凝っています。善光寺味噌を買う為に来ましたが、味噌のついでに日本酒も購入してみました。
寛永14年からの創業で明治期から味噌の製造を始めたそうです。


長野県長野市善光寺西之門町941
026-237-5000


s500-IMGP2435.jpg
買ったのはこれ。本当は以前飲んだ事のある原酒を買おうと思っていたのですが・・・

s500-IMGP2437.jpg
実はにごリ酒は今まで良いイメージを持っていませんでした。
妙に甘かったり、重かったり。
でも、試飲したらスッキリした後味。
このにごリ酒が妙に気に入ってしまい味噌とともにお土産に。

s500-IMGP2445.jpg
米の香りとドッシリした重さ。でも後味はスッキリと
でもこの重さ、さて、何にあわせましょうか。
刺身には無理がありました。焼き魚も負けてしまいます。
和風が合わないなら洋風でどうでしょう。
肉料理も一寸違います。チーズは?
青カビ、白カビともに何か違いました。う〜ん、難しいですね。
いっそ食前酒?
いや、重さから考えて、アレがあうかも・・・・

s500-IMGP2983.jpg
試したのはチョコレート。
ココア70%の製菓用チョコレート
実はこれが美味しいのです。チョコレートが進む進む(逆だろ?)
チョコの苦みがにごリ酒の重みと実に良く合いました。
で、普通の透明な清酒(純米酒 高清水)とチョコレートでも試してみましたが・・・拒絶しあって相性は良くなかったです。
にごリ酒とチョコレートの相性が良いとは驚きました。

***********************************

今朝、気持ちの良い目覚め。
うつぶせに寝ていました。
勢い良く起き上がろうとした瞬間、腰に激痛が!
そのまま身体から力を抜いて被害を最小限に留めるようにしましたが・・・・動けません。
立ち上がるどころか、身体の向きすらかえられないのです。
仕方なくしばらくそのままで転がっていました。

何とか立ち上がりましたが、まともに歩けません。
諦め、病休確定です。




nice!(64)  コメント(31)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。