そうだ鎌倉、行こう 鎌倉の蓮 三渓園に寄り道、そして光明寺へ [そうだ鎌倉、行こう。(KAMAKURA)]
多くの方のブロブで蓮の花がアッップされ自分も撮りに行きたくてウズウズ。
しかし・・・カメラが故障して撮りに行かれない。
しかし、花は季節もの、グズグズしていたら季節は終わってしまうのだ。だから修理など待っていられない。
それにD70の壊れ具合も複雑そうで修理代も高そう。デジカメの技術も日々進化しているから今更D70の修理というのも・・・・
いろいろな理屈を考えて自分を納得させて採った行動はD7000の購入。
買ったばかりのカメラの慣らしをしようと蓮を撮りに出掛けた。(ヾ(・ε・。)カメラに慣らしっているんかい)
目的は蓮。蓮と言えば自分の中では”横浜の三渓園”と”鎌倉の鶴岡八幡宮”
さて、どっちに行こうか。と考え思いついた答えは”両方行く”
電車等ではどちらか片方しか行かれないが車かバイクなら問題無い。
天気も良さそうだからバイクで行こう。それにバイクの方が渋滞に有利だから。
蓮の時期、三渓園の開門は早い。
朝6時に開門となる。
昨年は朝ご飯の後に下の娘とタンデムで出掛けた。
しかしその時間だと蓮は開き過ぎて形が整っていなかった。
今回は綺麗な姿の蓮の花を撮りたいから朝六時にあわせて入りたい。
となれば下の娘は起きられない(最近、姉さんに引っぱられて夜型になっている・・)から自分一人で出発だ。
何時ものごとく朝4時に起床。一人朝ご飯を作り食べ、5時に出発したら5時半に到着。
二輪用駐輪場は無いけど門周辺に停めて良いようだ。(三渓園警備員のお墨付き)
開門前。すでにお客さんがいっぱい。
待ちきれない爺様達が門超しに蓮沼を撮影。
さあ、開門。
素晴らしい、満開の蓮だ。
夏の陽射しは強いから晴れると繊細な蓮の色が飛んでしまう。
今日は曇り、それでも飛ぶ直前。
一目盛りアンダーで設定し固定した。花を撮る時はアンダー気味が好み。リバーサルフィルムで撮っていた頃の癖のまま。
いろいろ設定を変えながら探るように撮ってゆく。
蓮の噴水が作ってあった。なかなか涼しげ
朝日とともに開花する蓮の花。品があって美しいですね。
泥中から生じ美しい花を咲かせる蓮、”蓮は泥よりいでて泥に染まらず”と。
早朝に来て良かった、花の形が綺麗なままだ。
時間が経つと開き過ぎてしまうから。
仏画に出てきそうな蓮の花。ならば花の上は来迎なのか。
時々ゾックって来る程に美しい花に出逢えました。これだけでも来た甲斐があったというもの。
蓮の大きな葉も朝の光の中でしっとりと。
早朝の三渓園の静けさ。これが良い。
蓮は花が開くときにポンッって音がするという俗説がありけど、この形、本当に音がしそう。
啄木の詩に”静けき朝 音立てて白き蓮花のさくきぬ”や子規の句にも”蓮開く音聞く人か朝まだき”がありますね。
でも実際は音がしないそう。
それは風流な心を持っている人だけが聞こえる音、風流音なのでしょうね。
蓮沼の隣には睡蓮池があります。
まだちょっとだけ早いようで、少しだけしか咲いていませんでした。
亀はいっぱいいて、目が合うとエサをねだりに。
そう言えば昨年来た時、池の鯉とエサを取り合ってジャンプしたんだっけ。
そろそろ鎌倉に向かおう。
まずは光明寺から。
三渓園前の産業道路からR16に合流。そのまま六浦へ。
葉山朝デニコースと同一のコースでR134に入り鎌倉へ。
さすが鎌倉の寺。存在感たっぷり。
この寺には広い無料の駐車場があるが、夏場は海に近い事もあって有料で海水浴客用駐車場になっている。
駐車場前でアルバイト(寺ではなくその地域の組合のようだ)の学生がバイクと自分の姿を見ながら不思議な顔をして”海水浴ですか?”
聞くまでもないだろ?。スクーター位ならともかく、大きなバイクで革パンにブーツ。上着は長袖のライディングジャケットなんだ。
どう見ても”海”じゃないだろう。
寺が目的と告げると、左壁側に停めるよう案内された。寺に用事の場合は無料のようだ。
鎌倉中心地から離れ、もう少しで逗子というロケーション。
流石に人が少ない。
残念ながら蓮の花の多くは落ちてしまっていた。
ちょっと時期が遅かったか。
仕方ない、次は鶴岡八幡宮だ。
ふと海を見る、砂浜にパラソルが並んでいい雰囲気だ。
鶴岡八幡宮に向かう前にちょっとだけ・・・・
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ブログを打っていると蝉の声が。
先程から聞こえていたジーっていうニイニイゼミの鳴く音に合わせてワシャワシャと鳴く蝉の声が。
でも未だミンミンゼミの声が聞こえない。
ミンミンゼミこそ真夏のイメージにぴったり。
あの声聞いただけで夏バテしそうな位。
ようやく蝉か!と喜んでいたが、今は又無音。
蝉の声も風流心を持たないと聞こえない物になってしまったのだろうか。