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夏バテを予防しよう 豚味噌丼 野さか & 天然氷のかき氷 氷菓房あさみ 秩父路を味わう [日常のなかで(Diary)]

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今回は熊谷&秩父での仕事。ここ数日実に暑い日が続いている。さすが暑さで一二を争う土地、既に暑さは半端ではない。真夏にはどうなってしまうのだろうか。
夏バテ防止にパワーをつけたい・・・・たまには蕎麦以外のものを食べようか。鰻か?未だ早いか?
その時、今月頭に多くの方のブログにアップされた画像が頭によみがえった。ここは秩父、名物は豚肉の味噌漬けだ。そう、ここは・・・・

 
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豚味噌丼の”野さか


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ここは開店の日に偶然通りかかって入店した記憶がある。
二度ほど訪問した後はずっとご無沙汰。
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何故ご無沙汰だったかというと丼だから。
丼ってご飯が多い、昼にご飯が多いと眠くなってしまって集中力が低下してしまう。これでは仕事にならないから。
今回は夏バテ予防、食べようではないか・・・・いや、それ以上に頭にこびり付いた美味しそうな映像が忘れられないから。

 
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何を頼むか?得盛?大盛?並?ここは特盛を頼みたい。
しかし・・・・良く見ると、並みは850円でハーフは650円。
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大盛は1.5倍で1050円となっている。という事は、0.5人前で200円UPの計算だ。
では特盛は?1500円とある。何人前だろう?2倍で1250円、2.5倍で1450円、3倍で1650円、計計算結果がきっちり1500円と合わない。。。何故?
特盛の大きさを聞くと2倍という。
計算が合わない。1.5倍の大盛が200円UPの1050円、2倍なら1250円であるべきだ。
なのに1500円、250円も予想より高い・・・・何故?
あらためて品書きの写真を見ると・・・・器が違う!並みと大盛は陶磁器の丼だが、特盛の写真の丼は別物。プラ製の大きな丼に思える。
判った!ご飯の量も多くなるのだ!
これは危険だ、眠くなってしまう。特盛を止めて大盛に留めておこう。

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お~ぉ、肉がはみ出している。ウチの奥さんのおなかみたいだ・・・・

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蓋を取ると・・・山盛りになった肉。嬉しいですね。


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いただきま~す。
一口食べると・・・・味噌の香りが食欲をそそる。脂のコクが舌の上に広がると胃袋が広がろうと動き出し、さらに食欲が増してくる。体が脂をもっとよこせと要求し、食べる前より空腹になる。

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見る者を誘惑するこのテカリ。
美味しい脂身だ。
余分な脂がしっかり落とされ旨味が増した脂身と柔らかな赤身、味噌の焦げた香りに箸が止まらない。
あっという間に1.5倍をたいらげた。
欠点は・・・・肉が足りない。もっとよこせと体が言い続けている。だからたいらげた後ももう一回食べられそうな感覚だ。・・・・これは危険だ。

これでパワーチャージ完了、仕事に突入だ。・・・・でも、暑い・・・



豚味噌丼本舗 野さか
埼玉県秩父市野坂1-13-11
℡ 0494-22-0322
11:00~15:00&17:30~20:00(平日)
11:30~19:00 (土日祭日)
定休日 月曜日

 


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仕事の最終日、朝イチの打ち合わせを行って今回の仕事が終了。
客さん建物から一歩出ると眩しく強い光とあまりの暑さに意識が蒸発する。
身も心も真っ白になって溶け形を失ってゆくようだ。今日も暑い・・・・・・こんな日はここ。
休日では混み過ぎて入れないし、平日でも午後は凄い行列のこの店、氷菓房アサミ。
天然氷のかき氷が食べられる店。

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開店前に到着、習志野ナンバーのタンデムバイクが先客。ご夫妻のようだ。
フロントローにポジションをとって開店を待つ。

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涼しげな文字の暖簾を越えると・・・・

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森の中・・・・ではなく、

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ウエイティングエリアに。ここでこの店のお婆さんから品書きが渡される。

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いろいろあるが・・・・蔵元秘伝みつに確定しているのだ。
他のシロップは購入品だが、この秘伝みつは自家製とのこと。和三盆を煮詰めて作ったみつは穏やかな味わいで昨年食べて虜になっていた味だ。

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お婆さんからプレゼントを貰った。
朝起きて最初に作るのだそうだ。
きっとお婆さんのウォーミングアップなのだろう。で、その日の最初のお客さんにプレゼント。

開店までの間に伺った話に寄ると、氷を作るには-7℃以下の状態が4週間続かないとできないらしい。
昔は一シーズンに2〜3回氷が採れたが最近は1シーズン一回がやっとらしい。温暖化の影響はかき氷まで及んでいたのか・・・

この天然氷ですが、当然冬場にしか作れません。自然の寒さで凍らせているのですから。
製氷、採氷は山の谷間で一年中太陽の光があたらない場所で行っています。つまり作業は極寒のなか。
階段状になった大きな木枠のプール3つに近くの渓流から引いた水を張っておいて、出来上がったら切り出し、お店の氷室に保管します。
露天で氷結させているので、水を引いたらそれでおしまいというほど簡単な話ではなく、表面についたゴミが一緒に凍ってしまわないように、お水の管理はこまめにやらないとならないので、とても手間暇がかかるそう。そのため年1回、40トン程度しかつくることができない、まさに幻の氷。
しかも雪が降ると雪が氷に引っ付かないように掃き出しを行うが夜間に降れば当然のことながら徹夜の仕事になるそうだ。

う〜ん、そんなに大変な仕事なのか、大切に食べないと。
話を聞いていたらいつの間にか後ろには行列。お婆さんは注文をとりに・・・・

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オープン!誰もいないうちに一寸撮影。

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グッズ売店?と。

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メインのテラス席エリア


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裏側のテラス席に

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素敵な室内も。

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テラス席に陣取って、頂いた折り紙を置いてみる。おや?

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これ、器だったんだ。などと感心していたら氷が運ばれてきた。


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きめ細かくふんわりとした氷、とても涼しげ。

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手前の急須には秘伝蜜、奥の器は白餡が入っている。
お婆さんの話だと、この白餡、四度も豆を変えて試行錯誤の結果決定した豆を使って作ったものらしい。

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蜜をかけて・・・・いただきま〜す。
この蜜、何というのだろう。喉にす〜っと落ちてゆく感じで何もつっかからない。
甘すぎず、嫌な甘さが口に残らず。
口の中で甘さが溶けてゆき何も残らない、そう、ピュアな感覚がある。
強い甘さではないが存在感が無い訳ではない。
むしろ存在はしっかり主張している甘さだが見事に消え去るのだ。
後に何の汚れも無く、純粋な余韻だけを残して・・・

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ここの氷、食べても頭が痛くならない。何の無理も無く喉を通ってゆく。

頃合いをみて白餡を氷の上に投入。
この白餡が又良い。和三盆の繊細さをまったく壊していない。
豆の旨味もしっかりしていて、もっと沢山欲しいぐらいだ。

食べていると、どんどん人が入ってくる。
平日の午前中だがバイク乗りのグループがやってきた。平日休みの仕事の方達かな。
今日のような良い天気の日に乗られて羨ましい。
先週は霧で挫折だし、明日の予報は雨だ。(泣)


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食べ終わり、駐車場の方に向かって歩くと、先程のグループのバイクがあったが・・・・


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こんなカスタマイズは止めて欲しいな。こんなので後ろから迫られたくないなー。
これでブルーのジャケットに白のジェットヘルだったら・・・・紛らわしいな。




 埼玉県秩父郡皆野町大字金崎27-1

0494 (62)1119

営業時間 10:00-17:00頃迄 
(閑散期は16時まで)
    ※混雑時等は15時以降にオーダーストップ

休業期間 12月1日-2月末日迄
(土日祝日は臨時営業の場合あり)


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