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そうだ鎌倉、行こう 雨の北鎌倉、紫陽花と花菖蒲 [そうだ鎌倉、行こう。(KAMAKURA)]

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月曜日、今日は住まいの電気工事の日で15時からデンコちゃんとこの方が作業にやってくるから立ち会わないといけない。余裕をみて14時には家に居ないと・・・半休を取ろうと考えたが、一旦オフィスに行ったら帰るのが困難な状況になり、帰宅が遅れるかもしれない。危険だ・・・いっそ一日休んでしまおう!という訳で年休を取得しておいた。
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少なくとも午前中は遊べる・・・朝駆けでバイクに乗ろうか、それとも紫陽花を見に北鎌倉へ?
悩んでいたが実にアッサリと結論が出た。天気予報は雨、バイクは諦めた。
まぁ、雨でしっとりした風情の鎌倉も悪くない。
この時期、紫陽花で有名な明月院は8時半に開門となる。(通常は9時)
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7時半すぎに家を出て東横線から横須賀線に。8時10分には北鎌倉に到着。
雨は止んでいる。しっとりとした北鎌倉の雰囲気を楽しみながら明月院に向かう。

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雨と紫陽花は良く似合う。カタツムリを探したくなる。
そういえば最近カタツムリを見かけていない。
何処にいってしまったのだろう、昔は紫陽花を見れば二、三匹は余裕で見つけられたのに。

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晴れた日の眩しい陽光より雲を透過した穏やかな光の方が紫陽花には良く似合う。

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今年の紫陽花は色が薄いのが多い。それに花の数も少なく思う。それともただ単にまだ早かっただけだろうか?

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とはいえ、そこは明月院。多種の紫陽花がいろいろな表情を見せてくれる。

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しっとりとした雨の匂いと森の香りを包んだ風を感じながら紫陽花の色を楽しむ。
来て良かった。心の中までがしっとり落ち着いた気分、体中の緊張が解れるように感じる。
休暇を取った甲斐があった。

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雨の日の鎌倉も良いものだ。
今度は一日かけてゆっくりと雨の鎌倉を楽しみたいな。

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やはり例年に比べて青の比率が少ないと思う。
球状の紫陽花・・・その存在感は強い。紫陽花が沢山咲く階段を山門に向かって歩くとき、その圧倒的な存在感に毎年息を飲んでいた。(今年は圧倒されずに・・・ちょっと寂しい)

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明月院山門。いつも季節の花がいけてある。来る度のお楽しみ。

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平日とはいえ紫陽花の季節の明月院は人が多い。でも、脇の通りは意外と人は来ない。
静けさのなかカエルが鳴いている。今朝まで降っていた雨を惜しんで雨雲を呼んでいるのか。
カエルの声を聞きながらひっそり咲いている紫陽花を愛でる。日が左程あたらない場所に咲くあじさいは花の色もくたびれていない。
球状の紫陽花も良いけどガクアジサイの静けさが好きだ。


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色のついていない小さな紫陽花も多い。まだ早かったようだ。
6月末あたりにもう一度来たいな。

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丸窓の向こう側は花菖蒲、今のシーズンは奥の庭に入れる。


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奥の庭は10時に開門なのでそれまでまったりとした時間を楽しもう。

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雨が降りだした?降ってきた雨粒に上を見るとリス。彼の悪戯のようだ。

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今が満開で、この数日で終わりだろうと庭師さん。
ゆっくり眺めていたら、またまた雨粒。今度はリスじゃなく本物、カエルの願いが届いたようだ。
急いで撮りだす。

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梅雨だけど煙るように降る雨に花菖蒲も肌寒そう。

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ファインダーを覗いていたら画面が急に暗くなった。
雲がさらに厚くなったようだ。ただでさえ山に囲まれて薄暗い境内、ISOをあげて絞りをあけてもシャッタースピードは低い。手ブレ寸前(というか半分は手ブレ覚悟)の状態だ。
これ以上シャッタースピードは下げられないからISO感度を最高に。(D70の最高感度は1600、古い機種だしね)
1600だと・・・やはり粗いですね。

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暗くなると問題がまたひとつ。シャッターがきれない。
AFが迷いまくって、固定されてもシャッターが落ちないのだ。多分迷いの無限ループにおちいっている。

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仕方ないのでマニュアルフォーカスで撮るが・・・・

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でも、これも大変。初期のデジイチであるD70はファインダーの画面が小さい。フォーカスがあっているかどうかを目視で完璧に判断するのは困難だ。そこにもってきて自分の目は年齢性遠視が進行してる。正直見えないから絞りを絞り気味に持ってゆきたいが・・・・暗いからできない。

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雨に濡れた白い花菖蒲は美しい。水滴が花に透明感を与えている。

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雨もやまないまま空いっそう暗くなってきた。これ以上手持ちで望遠撮影するのは無理だ。諦めて
降りてきた。
 
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月笑軒でお茶でも飲もう。入口の品書きの上には兎。
月には兎ですね。
品書きの左半分は飲み物のメニュー、そして右半分は境内の花々のメニュー。
風情ありますね。
日本の心、姫あじさいだそうです。

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茶を飲んでふと器を見ると・・・

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ここにも兎が。
なかなか良いですね、でもここまでやるのだったら菓子も兎饅頭だともっと良かったのにと思いますね。
例えば、楕円の饅頭に焼き印で目と耳が描いてあるような饅頭。 
作法など良く判らないが、抹茶と菓子が美味しい事は判る。茶を楽しんだ後は・・・  さて、どうするか?まだ1時間位は余裕はある。しかし空が暗いから撮影も困難だろう。
試しに東慶寺に行く事にした。ここよりも明るいだろうから。

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驚く事に内部で行列だ。ここがこんなにも混んでいるなんて。しかも平日なのに。
岩がらみが目当てらしい。
見たいが・・・かなりの行列、時間が厳しいから諦めよう。

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境内の花々を撮ろうと構えたが・・・・あまりの人の多さと喧騒にうんざりして撮影の気分になれない。
特にミドルエイジの女性達の高域声の大きさ!そして笑い声の超音波攻撃。平穏をかき乱すその破壊力はどうだ。花々に集中した心をいとも簡単に崩し去る。最早対話のできる状態に無い。
姦しいとはまさにこれを言うのだな、と妙な関心。
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いずれにしても心落ち着かない。気分は乱され、イライラしてくる。
こんな気分じゃとても居続けられない。
まだまだ未熟だな・・・・

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何時もは狭いながらも落ち着ける場所なのだけど今日は残念な結果。

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諦めが肝心。ちょっと早いけど帰ろう。
諦めて山門を出たら背後から姦しい声。どうやらあの悪魔の騒音源の団体も一緒に出てきたようだ。
何たることだ、じゃぁもっと居れば良かった・・・・・
とりあえず東慶寺の前の信号を団体と逆方向に歩く、たどり着く先は北鎌倉の駅だ。
もう帰ろう・・・・あの声に頭が痛いし、気分がブルーなままだから。 
  
13時過ぎに家に戻ると上の娘が丁度帰ってきていた。
そういえば試験期間だった。
昼ごはんはどうするか聞くと温めて食べるように用意はしてあるという。
でも・・・せっかくだから何処か食べに行くか?(後で奥さんは文句を言うとは思うけど・・・・)

彼女の好きなラーメンと唐揚げ、そして餃子を食べに行く、帰りはミスドで焼きドーナツ。
焼きドーナツが食べてみたかったから。
でも・・・リピは無いな。頼りなさすぎるから。
ドーナツが食べたい時は揚げたドーナツですね。重く甘く、体は満足します。
焼きドーナツは軽く頼りなく・・・・食べた後でも満足感は無かったから。

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