こんどは外二蕎麦を試す つくばの蕎麦 みずほの村市場 蕎舎 [茨城の蕎麦]
今日の仕事は朝からつくば市内。昼の時間も無視して一気に飛ばしたが終わったのは15時に近い。何故無視したか・・・・それはランチタイムの終わりごろに蕎麦を食べようと考えたから。
さあ、おなかが空いた。何処の蕎麦屋にしようか。多くの美味しい蕎麦屋は14時~15時あたりで閉まってしまう。開いている蕎麦屋は・・・・・自分の頭の中にある蕎麦DBにアクセスする。今いる場所と時間、そして曜日をインプットしたら・・・・検索結果が眼前の空間に表示された。
みずほの村市場を目指せ!
これが出てきた答え。
みずほの村市場の蕎舎(そばや)は以前、十割を食べた。美味しかったが量が少なく、食べた後で隣の農産物直売所で野菜の試食をした記憶がある。
ここの蕎麦は十割と外二で打つ、次は外二を試そうと考えていたのだ。
前回訪問した記事は→ここ
築150年の農家の家屋を移築した建物は立派だ。家に迫力がある。
入口も味わい深い。 内部は完全禁煙ではないが、完全に分煙されていて喫煙者の煙草の煙が煙草を吸わない人に振りかかる事は無い。何故なら・・・
喫煙席は入口入った右側奥の土間。
禁煙室は左側奥の座敷。
禁煙室奥から喫煙室側を見ても喫煙室は見えないぐらい遠い。
さすが15時になれば客は自分一人。こんなに広い空間を貸し切り。
品書き。外二の蕎麦は819円、十割は1029円だ。この二つ、実は量が違う。外二の150gに対して十割は130g。結構少ない。 蕎麦は常陸秋そば。
回転にともなって奏でる水車の音に水の流れる音が重なる。夏の始まりの少しだけ粘っこい空気を含んだ風も水の音に涼しく感じる。風が心地いい。この空間に一人で居るのが実に気持ちいい。
蕎麦が運ばれてきた。十割よりも細く繊細な感じの蕎麦だ。十割の蕎麦は粗挽きのような外観だったが外二の蕎麦の表面は綺麗で艶やか。
蕎麦のみで手繰ってみる。手繰るそばから蕎麦の香りが軽やかに湧きでる。咀嚼して甘味も味わう。でもさすがに極細、喉越しが良い。でも、やはり噛んで食べたい。極細なのに香りが高い。十割より香りは少なめかもしれないが、噛み応えや食感は外二が勝るか。噛み切る時に顎が感じるプチっとした弾力が良い。
汁。やはり濃い。甘すぎるわけではないが重い。輪郭は甘く、スッキリとした感じは微塵もない。この汁に細打ちの蕎麦はあわない。田舎蕎麦のようなしっかりと強い蕎麦でないと受け止められないだろう。細打ち蕎麦は凛とした汁でスッキリと味わいたい。
問題は・・・汁の量が少ない。濃いから少ないのか。
蕎麦を汁に浸けて啜る。やはり汁が濃い。浸け過ぎたら汁の味だけになってしまう。蕎麦の1/4ぐらいを浸けるのが丁度いいかも。いや、それでも汁が強い。
山葵の香りは良い。清涼感溢れて嬉しい。
蕎麦を汁に浸けて啜る。重い汁の旨味が溢れる中に少しずつ蕎麦の甘味が顔を出してくる。もっと香りを!さらに咀嚼する。やはりこの蕎麦にこの汁は重すぎる。
蕎麦湯はさっぱりと普通に茹で湯。
食べ終わったが・・・・量がやはり少ない。まぁこんな時間だから少なくても良いか。しかし立ちあがる気分になれない。あまりにも気持ちいいのだ。水車が奏でるリズムに水音が応える。穏やかな風と窓から見える緑豊かな景色に立ち去りたくない気分。
梅雨の間の晴れ間。食後の気分転換に一寸だけ店のまわりを散歩。
馬がいるちょっとした広場。
死んでいる?
あっ、動いた。暑くてやってられない・・・という気分なのかな。
犬?と一瞬間違えた。一瞬テリアに見えた。
妙に犬っぽい山羊と
モコモコの羊も。暑苦しいのでは?
休日などは家族連れで農産物の直売所が賑わうのだろうな。
仕事中の馬を見ながら農産物の直売所に行くと
放し飼い・・・・完全に店の中でくつろいでいる。
自ら商品棚に乗っかっている。売れるかな?
茨城県つくば市柳橋496
℡ 029-856-1090
11:00~20:00
定休日 火曜日