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蕎麦の好みが変わってきた・・・木挽庵に再訪する。 [茨城の蕎麦]

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なんとも潔い貼り紙。
ここは木挽庵、今回の出張はひたちなか市。勝田駅から近い所で蕎麦をさがすときはココともう一件。
客さんから近い場所と考えればこの店になる。

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入り口も味わいがあるが主の手作りとか。

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なかなか隠れ家ぽくて良い感じ。

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新緑が眩しい。6月では新緑とは言わないかな。

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フクロウがお出迎え。手作り感一杯で見ていて楽しい。
この店、以前紹介済なのだが再度掲載した。以前掲載時は食べ歩きを初めて間もない頃で自分の好みも固まっていなかった。だが、1年半食べ歩けば流石に好みも固まってくる。
実は固まってきた自分の好みのなかに、ある種の蕎麦は入らないようなのだ。
その蕎麦とは・・・・ひらぺったい蕎麦。判り易く表現するときしめん率の高い蕎麦。
(注:きしめん率はエンジニアの視点で蕎麦打ちを探求する たーさん のブログで記載されていた蕎麦の縦横の比率の表現方法です)
この店の蕎麦はひらぺったい。一年経ってこの蕎麦を前に自分がどんな感想を持つか楽しみなのだ。

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店内、趣があって良い感じ。

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自分が陣取った囲炉裏付近。

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生山葵。これは嬉しい。

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二色の大盛りを頼む。あわせて1600円。

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不思議な事にセイロと田舎に大盛りは無い。
では何故二色に大盛りが存在するのか・・・・・謎だ・

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鴨も美味しいでしょうね。でも余震対策で炭火の使用が控えられた。ちょっと残念。

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店内禁煙。嬉しいですね。

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さぁ、蕎麦がやってきた。二色の対比が美しい。

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山葵もみずみずしくて良い感じ。辛味大根がたっぷりなのも嬉しい

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漬け物。まぁ普通。

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まず細打ちから。きしめん率の高い細打ちの蕎麦。
瑞々しく滑らかな表面の蕎麦は喉越しが良い。啜った時に蕎麦の香りが立ってこない。
きしめん率が高くて、表面がツヤツヤの蕎麦は香りが少ない気がする。

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次は田舎蕎麦。啜っても香りが高くないが咀嚼すれば香りと甘味が立ち上がる。
ただ・・・・食感が良いとは思えない。
噛んだ瞬間、むっちりした食感がきたかと思った瞬間、直ぐにぺったりした食感になる。
きしめん率が高いから厚みが無いせいなのか、蕎麦殻の食感か弾力が薄っぺらい。

やはり平ぺったい蕎麦は好みとは違うようだ。

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汁の味を確認。やはりちょっと甘め。
ぼやけている感じがする。

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汁を浸けて啜る。
甘めの汁に蕎麦が隠れる。少なめに浸さなければいけない。

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田舎蕎麦。蕎麦殻の粒子が大きい。これが食感を悪くしている気がする。

やはりそうだ。自分の好みが変わってきている。
いや、はっきりしてきただけかもしれない。

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汁を入れる器が何故か二つなので、一つは汁のみ、もう一つは辛み大根を入れて楽しむ。

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蕎麦湯は急須で。

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そば湯はドロッとしたこってりタイプ

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そば湯のみでも美味しく飲めるほど濃い

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器に蕎麦粉が残る程
とても美味しい



  木挽庵


11:30~14:00、17:30~20:00
日曜日のみ17:00~20:00
 
定休日 月曜日、祝祭日


茨城県ひたちなか市東石川3069-14
☎ 029-274-0986



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